2017年5月6日土曜日
いじめの原因は全能感なのか?(いじめ分析シリーズ2)
いつもご愛読頂き本当にありがとうございます。
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いじめの原因は全能感なのか?(いじめ分析シリーズ2)
今この瞬間の日本の常識?では、いじめの原因は全能感に起因していると説いている方が多数いらっしゃいます。
(前回記事) いじめ分析シリーズ1
これは、学問を修めた先生方に顕著です。
全能感とは、「自分が何でもできる」という感覚のことであり、簡単に言うと、支配欲、自我、などと定義している方が多いです。
自我の成長過程でそうなると。
いじめのケースもいろいろ、多種多様ありますが、果たして、相手を支配したくて、いじめを与える側、いじめる側は、いじめているのでしょうか?
あなたに質問があります。
あなたは、誰かを支配したいですか?
つまり、誰かを奴隷にしたり、あなたの従業員、召使いにしたいですか?
子供達、青年達、或いは大人達が、この様な支配者階級が持つ様な願望を熱烈に持つと思いますか?
あなたは、大なり小なり、短期間なり長期間なり、いじめてしまった経験、嫌がらせしてしまった経験、或いは又、その逆で、いじめられてしまった経験、嫌がらせを受けてしまった経験はあると思うのです。
その時を思い出して欲しいのですが、いじめた側の表情はどうでしたか?
いじめる側は、笑っていた筈なんです。
そうなんです。
いじめる方、嫌がらせをする方は、その行為を「楽しんで」いるんです。
つまり、それが気持ち良くて、心地良くて、「快感」、「快」である、ということなんです。
あなたは人間であり、心を持っています。
あなたの心、つまり、人間の心は、2つの心、求めることを歓びとする心と、与えることを歓びとする心、全く性質の違う2つの心を持っているのです。
あなたが他人から、与えられること、提供されること、貰うことを歓びとする心、つまり、求める心、これを自我といいます。
そして、その逆で、あなたが他人に与えること、提供することを歓びとする心、これを神我といいます。
いじめは一見、ネガティブとはいえ、与えているので、神我の様ですが、先程述べた様に、自分だけ、あなただけが、快感、快を得る為の行為であり、他人が歓ぶことではないので、自我になります。
他人をいじめることで、自分だけ、あなた自身だけが満足するのです。
自我に偏った心とは、中毒性があります。
ギャンブル、テレビやゲーム、夜更かし、飲酒、タバコの喫煙、ドラックや薬物、これらは、自我の喜びを追及する行為です。
自我のエネルギーに偏った心は、そのバイブレーション、波動、周波数がマッチする行為を繰り返ししたくなります。
そして、それが病みつきになってしまうのです。
それ故、中毒になってしまうのです。
これは、エネルギーがない状態、エネルギーがマイナス側に大きく拡大してしまい、その様な周波数の人間にシフトしてしまうからです。
つまり、その様な周波数を創り出し、その周波数に同調するものを求め、創造してしまうのです。
いじめる側も、これと全く同じなのです。
波動が下がった生き方、自我に偏った心を持っていると、ますます自我に波動が偏る行為がしたくなるのです。
そして、それを辞められなくなってしまう。
それ故、単発的ないじめでなく、継続的にいじめを行う様になるのです。
ますます、負のスパイラルに陥るということです。
都会ほど、いじめが多いのも、単に人口の問題、確率的なことだけではなくて、自然環境と調和していない環境というのは、人間の心のバランスを崩壊させ、自我過多にし易いのです。
その証拠に、都会に生きている者ほど、お金や物質を欲しがります。
田舎、地方に住んでいる者ほど、満たされている感覚があるのです。
これは、環境が人間の心、あなたの心に影響を与えるのです。
そして、人間というものは、集合意識を形成します。
田舎や地方というのは、そこに住む人間達が形成した集合意識、つまり、その様な周波数が存在しているのです。
都会には、都会に住む人間達が形成した集合意識が存在します。
簡単に言えば、自我に偏った集合意識の周波数の影響を受けることもあれば、自我と神我がバランスされた集合意識の周波数の影響を受けることもある、ということです。
あなたがどんな地域に住んでいるのか?というのも、あなたの波動、周波数、心に影響を与えている、ということです。
都会の者ほど、休日は郊外の自然の中で過ごそうとする人が多いのは、心のバランスを取ることを本能的に求めているからです。
話を戻しますが、例えば、常に自分以外、あなた以外の存在が心から歓ぶ様なことを、日課やテーマとし、その様な活動を精力的にこなし、ルーティンとしている人が、他人をいじめることは、ほとんど有り得ないのです。
それらの行為、行動によって、自我(マイナスのエネルギー波動を生む)と神我(プラスのエネルギー波動を生む)、この2つの心がバランスされ、愛一元となるからです。
その人は、愛の人となり、エネルギー、知恵、力、叡智、気付きといったものが湧き出る者となるからです。
つまり、悟り人となるのです。(中庸、ゼロ、ニュートラル)
いじめ、嫌がらせとは、快感を求める自我の追及であり、それらは、中毒性のあるものと全く同じ性質のものです。
人間とは、波動ありき、なのです。
ですから、いじめを無くすには、理屈も大事かもしれませんが、まず、心の波動を整えること、バランスさせることなのです。
毎朝、朝早く起きて、街のゴミを拾ったり、公共のトイレ掃除をしたり、そういった行動をする人間が、他人をいじめ、嫌がらせすることは、ほとんど有り得ません。
或いは又、自然環境と調和した、田舎などの空間で、自然と調和した生き方を実践する人間も、他人をいじめ、嫌がらせをする様な人間は、とても少ないことでしょう。
人間とは、生まれながらに自我を持っていて、それが個性であり、オリジナリティーでもあるのです。
そして、自我とは偽我でもあり、本当は存在しない心、仮想の心、仮の心なのです。
本当に存在するのは、神我であり、創造的エネルギーだけなのです。
いじめが存在しない世界、つまり、無条件の愛の世界にする鍵とは、理屈とか、理性とか、常識とか、学問ではないのです。
それらはすべて観念です。
それらは人間が創ったもの、人間の創作物でしかないのです。
人間とは、本当は存在しないもの、偽我だからです。
人間、つまり、あなたが、本当に存在するもの、本当に存在するエネルギーに気付いた時、その様な世界が現れて来るのです。
なぜならこの世界は、あなたの意識エネルギーが映し出す、創作、創造の世界だったのですから。
すべての鍵は、愛だったのです。
ご愛読頂きありがとうございました。
あなたが、ますます愛溢れるエネルギーとなり、
愛溢れる地球にシフトすることを
心から祝福いたします。
あなたと素晴らしい地球を体験できることが
とっても嬉しく、とっても幸せです。
あなたに心から感謝しております。
あなたを心から愛してます。
無条件の愛のもとに。